2013年2月12日火曜日

Repbase Reports 13(1)

今年最初のRepbase Reportsが出版されました。今号では、カモノハシOrnithorhynchus anatinus、グリーンアノールAnolis carolinensis、マガキCrassostrea gigas、イネの真菌性病原体のPuccinia graminis、イチゴFragaria vescaの転移因子および反復配列を報告しています。

また、線虫C. elegansで報告されている、spliced leader exonに特異的に挿入されるnon-LTR retrotransposonのNeSL、回虫類で報告されている28S ribosomal RNA geneに特異的に挿入されるnon-LTR retrotransposonのR4を他の線虫から報告しています。

Repbase Reports Volume 13, Issue 1

Repbase ReportsはGIRIが発行している、真核生物の反復配列を報告するオンラインの科学雑誌です。配列、分類と簡単な特徴の報告だけですが、反復配列の一次情報源として論文でも引用されています。Repbase Reportsに掲載された配列は、反復配列データベースであるRepbase Updateに収録され、配布されます。学術研究者はユーザー登録することでどちらも無料で閲覧できます。

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