2012年2月15日水曜日

Franz Nopcsa von Felső-Szilvás

Scientific American 2011年10月号の記事より。「The dinosaur baron of Transylvania」というタイトルで古生物学者のFranz Nopcsa von Felső-Szilvásが紹介されていました。

Scientific American October 2011 Issue

記事とWikipediaによると、
彼は当時オーストリア・ハンガリー帝国の一部だったトランシルバニアの領主で古生物学者でした。貴族の地位を活かしてヨーロッパ中を回ることができた彼は膨大な恐竜化石のコレクションを獲得し、多くの研究論文を発表しています。
彼の功績の1つが「恐竜も島嶼では小型化(島嶼化)する」ことの発見です。中生代末期のトランシルバニアはテチス海に浮かぶ島の1つでした。そのため、他地域で産する近縁な恐竜に比べて極端に小型化した恐竜が生息していました。また、化石から死亡年齢を推定する手法を開発したり、鳥類は恐竜から派生したと考えていたりと古生物学に多大な貢献をしました。

Wikipediaのページへのリンクを貼っておきます。
Franz Nopcsa von Felső-Szilvás

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