2012年2月10日金曜日

黄昏のキタオポッサム

カリフォルニアに越してきて2年3ヶ月、初めて生きたキタオポッサムを見ました。日暮れ後に近所を散歩していたら、どなたかの家の庭でうずくまっていました。鈍い動きをしていたので、多分寝起きだったのでしょう。有袋類は有胎盤類よりも体温調節能が一般に低いので、冬にはあまり活発ではないのかもしれません。カナダまで生息域を広げているのですから、支障をきたすほど鈍くなっているわけではないのでしょうが。

南米産の哺乳類は、パナマ地峡がつながって北アメリカから哺乳類が進入してきたために多くが絶滅、衰退しました。キタオポッサムとココノオビアルマジロは数少ない例外で、目下アメリカ合衆国で勢力拡大中です。

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