Biology Directはユニークな雑誌です。
Impact Factorは3.74とそれほど高くありませんが、独特の取り組みをしています。それは、peer reviewの過程が全て公開されるというものです。Reviewerの名前も公表され、コメントとそれに対する著者らの返答まで全て公開されています。このため、頭の悪いコメントをしたり、難癖をつけたりすると恥をかくことになります。
個人的には、reviewerとしてコメントをしたり、著者としてそれに対して返答するための教材として、この雑誌は大変有用だと思っています。というのはその辺りのやり方は、共著の論文で先達に学ぶしか通常は方法がなく、体系的な方法が教えられるわけではありません。どうしても身近な人の真似になります。そこで、全く別のやり方を学ぶにはBiology Directが参考になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿