変温(外温)動物に比べて、恒温(内温)動物がエネルギーを多く消費するのは周知の事実です。つまり、家畜(哺乳類)、家禽(鳥類)はエネルギーを多く消費する割に少ない量の肉しか生産しないということになります。また、食物連鎖の上の方にいる生き物を育てるほどエネルギー効率が悪くなります。地球上で得られる太陽エネルギーは有限ですから、植物を食べるか、さもなくば植物を食べる一次消費者の動物を食べるのが最もエネルギー効率が良い生き方です。その動物の候補の1つが昆虫です。実際、歴史的にも、イナゴ、蜂の子などの昆虫は肉や魚介を食べられない地方で貴重なタンパク質源として食べられてきました。
ゲテモノ扱いをされて敬遠されることも多いですが、人口増加に伴う食糧問題を考えると、昆虫食を真剣に考えるときが来ていると思います。
オランダで「昆虫料理本」出版、人口増加に備えたタンパク質源に
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