2011年12月17日土曜日

Introduction to Database感想

10月から始まったStanford UniversityのOnline courseの1つ「Introduction to Database」が最近終了したので感想を綴ってみたいと思います。

Introduction to Database

講義の期間は10月10日から12月12日まで。内容はデータベースの形式の解説とXML等も多少含まれていましたが、その大部分はSQLに割かれていました。

参考までに講義内容の一覧を記すと、
Introduction
Relational Databases
XML Data
Relational Algebra
SQL
Relational Design Theory
Querying XML
Unified Modeling Language
Indexes
Constraints and Triggers
Transactions
Views
Authorization
Recursion
On-Line Analytical Processing
NoSQL Systems


ストリーミング形式でのビデオレクチャーは聴き取りやすく快適でした。ダウンロードして視聴することもできますが、それだと途中に挟まれるクイズが出来ないという問題がありました。(私は気づかずに半分くらいのビデオをクイズなしでやっていました。)ただし、途中で長時間止めてしまうと不具合が出ることがありました。これが1週あたり1時間から2時間の間の長さがあり、毎週続けて聴くのはかなりの負担でした。

しかしそれ以上に大変だったのが、宿題です。毎週数問から10問程度のクイズ、またはプログラミングエクササイズが課題(宿題)として出され、多いときには、課題だけで1週間で5時間程度かけたこともありました。そして中間テストと期末テストがあり、どちらも20問ほどを2時間の制限時間で解きました。どちらのテストも週末3日間で終わらせねばならないのでそれに合わせて日程を調整する必要があります。

私の成績は、307/323。登録者は91734人でしたが、最終的に合格(スコアで160以上)はその7%程度の6513人だったそうです。

もっともStanford Universityの学生向けに作られている講義内容を聴講する形ですので、かなりハードなのは事実です。今の秋学期はMachine Learningと2つを聴講していたので正直な感想としてかなり他の生活を犠牲にした印象があります。時間をじっくりとかけられる学生以外には1つだけ聴講するのが妥当でしょう。

このOnlineの講義はこれから拡大して続けられるようですので、気になる人は是非試してみることをお勧めします。1-3月には16種類の講義が予定されています。詳細は上記のリンクから。

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