Mobile DNAから主著論文が出版されました。
Crypton transposons: identification of new diverse families and ancient domestication events
Kenji K Kojima and Jerzy Jurka
Mobile DNA 2011, 2:12 doi:10.1186/1759-8753-2-12
Published: 19 October 2011
最初にMolecular Biology and Evolutionに投稿したのが今年の1月末なので原稿を書き始めてからだと1年近くかかりました。その間に2度MBEにrejectされたりとかなり苦労した論文です。いずれもreviewerのコメントの過半は好意的なものだったので、editorの選び方の難しさを学習した論文投稿でした。MBEのインパクトファクターがあがって、編集部がかなり審査を厳しくしていたのが影響していたのは確かですが。
最終的には不本意ながら、Mobile DNAに掲載される事になりました。これは他の雑誌よりはこの分野の専門家が見る機会が多く、Genome Biology and Evolution, PLoS ONEやGeneに出すよりも、むしろ評価されやすいだろうと考えた結果です。
この論文は私の初めてのDNA transposonについての論文で、これまでretroelementの論文ばかりのところから分野を広げている事をアピールしたいとかなり気合いが入っています.無料なので是非ご一読ください。
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