ハキリアリの1種Acromyrmex echinatiorのゲノムが報告されました。
The genome of the leaf-cutting ant Acromyrmex echinatior suggests key adaptations to advanced social life and fungus farming.
Nygaard S, Zhang G, Schiøtt M, Li C, Wurm Y, Hu H, Zhou J, Ji L, Qiu F, Rasmussen M, Pan H, Hauser F, Krogh A, Grimmelikhuijzen CJ, Wang J, Boomsma JJ.
Genome Res. 2011 Aug;21(8):1339-48. Epub 2011 Jun 30.
最近PLoS Geneticsにゲノムが報告されたのは別属のハキリアリAtta cephalotesでした。いわゆるハキリアリとはAttaとAcromyrmexの2属のアリを指します。
Illuminaで全ゲノム配列の100倍相当の配列を読み、ゲノム解読された多種のアリと比較しています。この種の女王アリは複数の雄と交尾したり、たまに2倍体の雄が生まれたりという、他のアリにあまり見られない特徴をもっているそうですが、それらの原因らしきゲノムの特徴がわかったようです。
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