天然のニホンウナギの卵が発見されたそうです。
ウナギ天然卵を初採集=マリアナ海溝近く、31個—養殖技術に応用も・東大など
アリストテレス以来の謎=ウナギ卵発見、完全養殖に道
聞いたところでは、西洋において自然科学は古代ギリシアの哲学に起源すると理解されており(博士号がPh.D.すなわちDoctor of Philosophyとされていることなど)、アリストテレスがウナギの発生について記しているところから、西洋ではウナギの発生は非常に重要な謎と認識されているそうです。
ちなみにアリストテレスが見たのはヨーロッパウナギAnguilla anguillaで、ニホンウナギAnguilla japonicaではありません。ヨーロッパウナギは北大西洋のサルガッソーで産卵することがわかっています。
Nature Communicationsに掲載された論文は以下。
Oceanic spawning ecology of freshwater eels in the western North Pacific
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