さて、EPISODE 2に引き続き、EPISODE 4の感想です。
EPISODE 3は貸出中だったので...
この巻は二畳紀から三畳紀の大量絶滅と、白亜紀から第三紀の大量絶滅の2つを扱っていますが、特に前者に照準が置かれています。今のシベリア地方での大噴火とそれ以降の温暖化によるカーボンハイドレートからのメタンの放出による更なる温暖化が二畳紀末の大量絶滅を生んだとの仮説を紹介しています。メタンが空気中の酸素と反応することで酸素濃度が減少し、それに対する適応として気嚢(air sac)が恐竜で、横隔膜が哺乳類型爬虫類で進化したとの仮説は説得力があります。話を恐竜の絶滅から恐鳥(ディアトリマ)へつないで最終的に人類まで持ってくるのですが、最後の方のディアトリマとハイエノドントの戦いは明らかに蛇足。というかストーリーありきのやらせです。
0 件のコメント:
コメントを投稿