復元図が気に入ったのでもう一つEpoch Timesから。
‘Shieldcroc’: The Prehistoric Crocodile With a Bump On Its Head
原著論文は以下。
A new eusuchian crocodyliform with novel cranial integument and its significance for the origin and evolution of Crocodylia.
Holliday CM, Gardner NM.
PLoS One. 2012;7(1):e30471. Epub 2012 Jan 31.
9500万年前の地層から見つかったクロコダイルの仲間Aegisuchus witmeriを報告した論文です。
2012年3月15日木曜日
2012年3月14日水曜日
地下2キロのトビムシ
Epoch Timesの記事から。
Deepest-Living Terrestrial Invertebrate Found Near Black Sea
トビムシは原始的な昆虫(六脚類)のグループで土壌中に多く生息する微少な生物です。ロシアコーカサス山脈にあるKrubera-Voronjaは知られている中で最も深い洞窟で地下 2.191 kmまで達します。その地下1.98 kmの地点から4種のトビムシが見つかりました。そのうちの1種はPlutomurus ortobalaganensisと名付けられたそうです。
以前紹介した地底に住む線虫はこれよりも深い地下で見つかりましたが、この線虫は自然の洞窟ではなく、かつての鉱山の坑道から見つかったものでした。
原著論文はTerrestrial Arthropod Reviewsという雑誌に掲載されていますがネットでは見られないようです。
Deepest-Living Terrestrial Invertebrate Found Near Black Sea
トビムシは原始的な昆虫(六脚類)のグループで土壌中に多く生息する微少な生物です。ロシアコーカサス山脈にあるKrubera-Voronjaは知られている中で最も深い洞窟で地下 2.191 kmまで達します。その地下1.98 kmの地点から4種のトビムシが見つかりました。そのうちの1種はPlutomurus ortobalaganensisと名付けられたそうです。
以前紹介した地底に住む線虫はこれよりも深い地下で見つかりましたが、この線虫は自然の洞窟ではなく、かつての鉱山の坑道から見つかったものでした。
原著論文はTerrestrial Arthropod Reviewsという雑誌に掲載されていますがネットでは見られないようです。
2012年3月13日火曜日
Repbase Reports Volume 12, Issue 2
Repbase Reportsの今年第2号が出版されました。今号では、大豆(Glycine max)の配列を報告しています。
Repbase Reports Volume 12, Issue 2
Repbase ReportsはGIRIが発行している、真核生物の反復配列を報告するオンラインの科学雑誌です。配列、分類と簡単な特徴の報告だけですが、反復配列の一次情報源として利用されています。論文でも引用されています。Repbase Reportsに掲載された配列は、反復配列データベースであるRepbase Updateに収録され、配布されています。学術研究者はユーザー登録することでどちらも無料で閲覧できます。
Repbase Reports Volume 12, Issue 2
Repbase ReportsはGIRIが発行している、真核生物の反復配列を報告するオンラインの科学雑誌です。配列、分類と簡単な特徴の報告だけですが、反復配列の一次情報源として利用されています。論文でも引用されています。Repbase Reportsに掲載された配列は、反復配列データベースであるRepbase Updateに収録され、配布されています。学術研究者はユーザー登録することでどちらも無料で閲覧できます。
2012年3月12日月曜日
マウス系統間の挿入欠失多型
最近、次世代シーケンサー等を用いて大規模に系統間、個体間の挿入欠失多型を調べる研究を多く見ます。以下の論文もその1種。
Sequence-based characterization of structural variation in the mouse genome
Yalcin B, Wong K, Agam A, Goodson M, Keane TM, Gan X, Nellåker C, Goodstadt L, Nicod J, Bhomra A, Hernandez-Pliego P, Whitley H, Cleak J, Dutton R, Janowitz D, Mott R, Adams DJ, Flint J.
Nature. 2011 Sep 14;477(7364):326-9. doi: 10.1038/nature10432.
マウスの系統間で見つかる挿入欠失多型を711920個解析したところ、半分以上はレトロトランスポゾンの挿入であった。割合はLINEが最も多く(25%)、SINE(15%)、LTR retrotransposon(14%)と続く。多くではTSDも同定できた。
Sequence-based characterization of structural variation in the mouse genome
Yalcin B, Wong K, Agam A, Goodson M, Keane TM, Gan X, Nellåker C, Goodstadt L, Nicod J, Bhomra A, Hernandez-Pliego P, Whitley H, Cleak J, Dutton R, Janowitz D, Mott R, Adams DJ, Flint J.
Nature. 2011 Sep 14;477(7364):326-9. doi: 10.1038/nature10432.
マウスの系統間で見つかる挿入欠失多型を711920個解析したところ、半分以上はレトロトランスポゾンの挿入であった。割合はLINEが最も多く(25%)、SINE(15%)、LTR retrotransposon(14%)と続く。多くではTSDも同定できた。
2012年3月11日日曜日
脂質生産性藻類のゲノム
目下イランの核開発問題で原油の価格が上昇しています。日本も原発を停止し、化石燃料に依存した経済に向けて突き進んでいます。そんな中、バイオ燃料生産に貢献するであろう生物のゲノム解読が報告されました。
Draft genome sequence and genetic transformation of the oleaginous alga Nannochloropis gaditana
Radakovits R, Jinkerson RE, Fuerstenberg SI, Tae H, Settlage RE, Boore JL, Posewitz MC.
Nat Commun. 2012 Feb 21;3:686. doi: 10.1038/ncomms1688.
PMID: 22353717 [PubMed - in process]
Nannochloropsis gaditanaは二次共生藻類である真正眼点藻植物(Eustigmatophyceae)の一種です。この藻類の仲間は生産性が高く、脂質を蓄積する性質があるため、バイオ燃料のソースとして着目されています。この生物のゲノムを解読し、脂質生産性を更に向上させた藻類を開発してバイオ燃料生産に利用しようというのがこの研究の目的です。
結果の詳細については文章で書いてもわかりにくいので、論文を参照してください。
Draft genome sequence and genetic transformation of the oleaginous alga Nannochloropis gaditana
Radakovits R, Jinkerson RE, Fuerstenberg SI, Tae H, Settlage RE, Boore JL, Posewitz MC.
Nat Commun. 2012 Feb 21;3:686. doi: 10.1038/ncomms1688.
PMID: 22353717 [PubMed - in process]
Nannochloropsis gaditanaは二次共生藻類である真正眼点藻植物(Eustigmatophyceae)の一種です。この藻類の仲間は生産性が高く、脂質を蓄積する性質があるため、バイオ燃料のソースとして着目されています。この生物のゲノムを解読し、脂質生産性を更に向上させた藻類を開発してバイオ燃料生産に利用しようというのがこの研究の目的です。
結果の詳細については文章で書いてもわかりにくいので、論文を参照してください。
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