2011年6月5日日曜日

O104

欧州で感染拡大の大腸菌は新種、抗生物質に耐性=研究者

欧州で猛威を振るっている大腸菌O104:H4。今の時代大腸菌ぐらいのゲノムサイズだとあっという間にゲノムが読まれます。それが中国の研究所(BGI、旧名Beijing Genomics Institute)だというのは少し驚きでした。

BGI

これによると欧州で広がっている株に見つかる、既知の病原遺伝子はstx2一つだけだそうです。一方で薬剤耐性遺伝子が8つ見つかり、aminoglycoside、macrolides、Beta-lactam系、cephalosporin、monobactam、penicillin、streptomycinなどの抗生物質に耐性を持っているそうです。

2011年6月4日土曜日

Workshop 2 :Reverse transcriptase as an evolutionary force

発表がSMBE2011のワークショップに採択されました。

Workshop 2: Reverse transcriptase as an evolutionary force
Organized by: Wojciech Makalowski
Speakers: Juergen Brosius, Richard Cordaux, Kazutaka Takeshita, Amit Pande, Izabela Makalowska, Kenji K. Kojima
Time and Room: 9:30-12:00, July 27, room S-3

SMBE 2011 Kyoto Symposia and Workshops

2011年6月3日金曜日

Repbase Reports 11(5)

Repbase Reportsの今年第5号が公開されました。今号は哺乳類のendogenous retrovirusを中心に報告しています。哺乳類ではGypsy、Copia、BELの3グループのLTR retrotransposonが全て失われ、代わりに感染性だったretrovirusが内在化してそのニッチに座っています。endogenous retrovirusは3グループに分けられ、ERV1はTSDが4塩基、ERV2は6塩基、ERV3は5塩基という特徴があり、同定の際にはTSDの長さと配列の相同性を利用して分類しています。

Repbase Reports 2011, Volume 11, Issue 5

2011年6月2日木曜日

CPP 2011 San Francisco

博士課程在籍者と博士取得者のための就活相談会かつ就職説明会であるCPPに行ってきました。今回は就活の予定はないのですが、「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず。」

CPP 2011 San Francisco

San Franciscoと名が付いていますが、会場は隣町Palo Alto。遠くはシカゴからはるばるやって来た人たちもいました。
午前10時から午後3時まで面接対策と称して自己紹介の練習。こういう機会でもないと練習などできないので貴重な体験でした。3時から5時までが大塚製薬の岩本太郎社長の講演会。聴講者が30名ほどだったので、社長自ら講演にはるばるやってくるというのは正直驚きです。講演内容は企業経営のためには百年先を見据えなければならないというもので、最近(名実ともに)近視眼的になりかけている私にとっては大変刺激になりました。
その後、今回の参加企業の企業説明会があり、最後が交流会。

就活となると相手が怖く思えたりするものですが、交流会では打ち解けた雰囲気で会話ができ、翌日以降の就活に必要以上に緊張せずに済みそうで良い会だと思いました。企業もアカデミアもほとんど変わりありませんね。

午後10時を過ぎて散会になるところに、社長が仮眠から戻ってきて再び交流会が12時過ぎまで続きました。

2011年6月1日水曜日

オルドビス紀のアノマロカリス類

アノマロカリス類はバージェス動物群の代表的な生物として知られています。バージェス動物群はカンブリア紀(5億4200万年前〜5億100万年前)のものですが、アノマロカリスの仲間はオルドビス紀(4億8800万年前〜4億7200万年前)まで生き残っていたことがモロッコで発見された化石からわかりました。

A giant Ordovician anomalocaridid
Van Roy P, Briggs DE.
Nature. 2011 May 26;473(7348):510-3.

スティーブン・J・グールドの著作「ワンダフル・ライフ」では所属不明の動物の代表格として扱われましたが、現在では節足動物の姉妹群に相当するグループの一員と考えられています。