白亜紀末の大量絶滅では、恐竜を含む大型爬虫類が絶滅しました。一方でトカゲ類は絶滅しなかったわけですが、実際には大きな打撃を受けており、多くの系統が絶滅していたことがわかりました。
Mass extinction of lizards and snakes at the Cretaceous–Paleogene boundary
Longrich NR, Bhullar BA, Gauthier JA.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2012 Dec 26;109(52):21396-401. doi: 10.1073/pnas.1211526110. Epub 2012 Dec 10.
PMID: 23236177 [PubMed - in process]
白亜紀末の大量絶滅により、トカゲとヘビの仲間は種レベルでは実に83%もが絶滅しており、形態の多様性も大きく減少しました。生き残ったものには小型で生息域の大きいものが多く見られました。また、トカゲ類の多様性は白亜紀末の大量絶滅後1000万年ほど回復しなかったそうです。
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